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■妻が双子と一緒に雪かきしている間、僕は部屋で音楽を聴いている。昼前から出かけ、須坂の湯っ蔵んどで温泉に入る。ここには何度も来たことがあるが、風呂に入るのは初めて。人気のある風呂ということは知っていたが、なるほど、ここら辺りの温泉の中では抜きん出て設備が良い。浴室はそこそこ広くて、露天風呂も3つあり、通常のサウナに加えて塩サウナもある。売店やパン屋やレストランや宴会スペースも併設されていて、風呂以外にもいろいろ楽しめる。今日は、僕はジュンと入浴。服を脱がせている間は「カッカ(妻)と入る」とグズグズ言っていたが、浴室に入るとすぐに忘れて露天風呂のハシゴを楽しんだ。
一階のレストランで昼食。美味しいレストランなのだけど、お値段も安くない。パン屋で調理パンを買って帰る。車の中では寝なかった双子。家で寝かすと、ぐっすり眠ってくれた。 夜は妹からもらったスパークリングワインを開ける。久しぶりに飲むと、やっぱり美味いなあ。 ■長野の雪の凄さに通勤に支障を来たしていたのだけど。2001年、冬のサンクトペテルブルクに行くために買った靴を引っ張り出す。踵に鉤爪もついたゴツいやつ。冬の北海道で履いた後は仕舞い込んだままだったのだ。いいかげん腐っているかと思ったら、まだ全然綺麗。まったく滑らないし、暖かい。早く出せばよかったな。
■シュンが僕の膝の上で飛び跳ねていたところ、突然仰向けに体を投げ出し、そこにあったおもちゃのパワーショベルに頭をぶつけて泣く。
器用なジュンと違い、シュンは身体感覚が何かズレているんじゃないかと思うほど、先の読めない奇行が多い、やたら危なっかしい。この前も寝ている妻に飛びついたところが強烈なダイビングヘッドバットとなって、妻はしばらく痛みで動けなかった。 ようやく泣き止んで、妻が与えた長い木の棒を口に咥えて居間を走ってきたシュン。リモコンのブルドーザーのコードに足を取られてよろめく。だが、転ばなかった。一瞬のことだったが、心がさっと冷たくなった。前に倒れていたら、喉に棒が刺さったかもしれない。綿あめの箸で子供が死んだ事件も前にあった。すぐに棒を取り上げ、こういうものを子供に与えるなと妻に厳命した。 その後、デザートのイチゴを食べている時。僕のフォークを奪って立ったまま口に咥えたジュン。もちろん、すぐに取り上げる。座っている時以外は箸もフォークも持つなと二人を叱りつける。 食事が終わり、双子は一緒に遊び出す。ジュンがキーホルダーを首に下げる。すると、シュンがキーホルダーを力まかせに引っ張り、ジュンの首が絞まる。僕は怒鳴り散らし、すぐに取り上げた。怒り過ぎたことを反省し、なぜそれが危ないのか自分の首で実演して説明。理解したかどうだか。 細い棒の類、コードや紐の類は子供の手に届く場所にはできるだけ置かない。子供の安全を図ることはかくも難しい。
■昨夜からデクスターS3に入る。ドラマの中でこれが一番好きかも。なぜドラマってこんなに面白いんでしょうね。映画なんて見る気なくなるくらい。
■今夜は税関の人達との飲み会。鴨鍋。うまうまうま。彼らと同じ団地に住んでいるので、一緒にタクシーで帰る。子供達はもう眠っていた。「パパ、すぐに帰ってくるね」と互いに確認していたとか。
■松代にある松代荘で、日帰り入浴と食事のセットプラン。温泉では、僕はいつもジュンと入るのだけど、最近ジュンの母親追いが激しいため、今日はシュンと入る。お湯は錆色の鉄泉。錆の匂いがする。そのせいではないだろうけど、あまり浸からないで洗い場で遊んでいるシュン。露天風呂も、寒いと嫌がられる。
和食の昼食では、僕は松代名物の麦とろ。子供達のリクエストで、ソフトクリームもひとつもらって、4人で回し食べ。川中島公園で遊ばせた後、シュンは順調に昼寝。ジュンは結局寝なかった。 西友で妻とジュンが買い物をして戻ってきた頃、やっと目を覚ましたシュン。妻が双子を隣接する公園に連れて行こうとするも、シュンは買い物がしたいと。仕方なく僕がシュンを西友に連れていく。コロッケだの調理パンだのヨーグルトだの、いろんなものを買いたがる。妻がやってきて、ヨーグルトはもう買ったよと品物を棚に戻すと、泣いて騒ぎ出す。だけど、調理パンですぐに忘れてくれた。 子供達が寝た後、妻とDVDを観る。「トランスフォーマー/リベンジ」。この内容でこの尺(2時間半弱)はつら過ぎる。耐え切れず、途中飛ばして観た。
■支援センターの父親参加日。妻と双子と一緒にお遊戯したり、新聞をちぎってばらまいたり。他にも数人のお父さんが来ていたけれど、やはりこういう機会にやってくる人達だから、みんな自分の子供をとても可愛がっている。
須坂のスタミナ太郎で昼食。生ビール飲みながら焼肉とか寿司とか大量に食べて、デザートにシュークリーム、チョコレートケーキ、マロンケーキ、葛饅頭、みたらし団子、プリン、さらにその後にカルビスープ飲んでみたり、要は食べ過ぎだろうと。 昼寝の苦手なジュンだけど、今日は自分と二人で家に戻り(妻は車で寝たシュンと一緒にいた)、僕が布団に入ると、ジュンも入ってきて、そのまま共に沈没。うまくいった! 昼寝させないと、夜にギャーギャーになる。 夕食はジンギスカン。昼に食べ過ぎたせいで、僕や妻は捗らない。なのに、子供達はいつもと変わらず食べる。鍋に残った野菜を捨てようと思ったら、双子が騒ぎ出し、二人で全部食べてしまった。二歳児ってこんなにたくさん食べるものなのか? 今から子供達の肥満を心配している自分。
■土曜日。サンマリーンながのに、今度は家族4人で行く。たっぷり泳ぎ、昼食も二階の売店で摂る。あんかけやきそばをもらったら、普通の麺を考えていたのに、かたやきそばだった。これはこれで懐かしくていいか。あとはフライドチキンとかフライドポテトとかアメリカンドッグとか、ジャンキーなもの。泳ぎ疲れた子供達は実によく食べる。先週はあんなに怖がっていた造波プール、今日は二人とも波打ち際で遊ぶことができた! 特に、ジュンは引いては押し寄せる波に大はしゃぎで走り回っている。
あと、双子をチビッコプールで遊ばせている時、おそらく知的障害者だと思われる小学4年生くらいの少女が僕を見て嬉しそうに近寄ってきて、意味のわからないことを言いながら、僕の裸の胸に両手を押し当ててきた。母親に制止されていたが、こっちは焦って思わず後じさりしてしまった。 夕食は妻の作ったデミグラスソースのハンバーグ。美味くて食べ過ぎた。 ■日曜日。朝は家族でミスター・ドーナツ。シュンはほとんど食べない。実は、甘いものがあまり好きじゃない? だとしたら、甘いものに目がないジュンとこんなところでも好対照になる。とことん似てない二人なのである。 西松屋で買い物をする。双子にパズルを買ってあげる。その後、妻が俳句の会に行ったので、僕は双子と過ごす。くるまやラーメンで男3人の昼食。座敷の席で、双子は僕の両側に座る。奴らは子供用の椅子を見つけて、自分達で運んでくる。頼んだのは、チーズみそラーメンの大盛りと餃子。ここはご飯は盛り放題なので、まずは二人に一膳ずつ食べさせ、後は麺や餃子を分けてやる。シュンはご飯一膳の後、ラーメンをジュンの分まで食べて、餃子もひとつ食べた。ジュンはラーメンは少しだけ、餃子も手を付けず、その代わりご飯をおかわり。二人とも二歳児にしてはちょっと食べ過ぎだ。 車を走らせながら二人を一時間半も寝かせ、目が覚めたところでじゃんけんぽんで遊ぶ。夕食は妻の作ったおでん。今日はあまり運動させられなかったな。
■日曜日。僕一人で双子を連れていくのは危ないという妻の反対を押し切って、市内のプールへ行く。サンマリーンながの。大人一人が700円、双子はまだ無料。外観はやや小汚いが、中に入って驚いた。ものすごく広い空間に巨大なプールやウォータースライダー。帆船を模したステージもある。昔、横浜にワイルドブルーヨコハマという屋内プールがあったが(僕は行ったことはない)、ここも規模では負けてないんじゃないだろうか。しかも、とても空いている。窓の外は雪が積もっているが、施設内は水着で過ごせるのがすごく気持良い。
まずは子供用のチビッコプール。双子は滑り台や発泡スチロールの浮き台で遊ぶ。次に造波プールに行くが、この時間は波が立っていない。子供達はアームヘルパーをしているので、子供達の足がつかない場所まで三人で泳ぐ。ドーナツみたいな形の流水プールでは、泳がなくても勝手に流れていくのが楽しい。橋の下をくぐる時は、「トンネル」と言って子供達も喜んでいる。 途中で、知らない奥さんから挨拶をされた。スイミングスクールでうちの子供と同じクラスの子のお母さんらしい。12時になって造波プールが大きな音とともに波を立て出すと、そっちのお子さんは大喜びだが、うちの双子は怖がって腰が引けてしまう。向こうの子供の方が年上だから仕方ない。流水プールでもう一周して、プールから上がる。しかし、良い場所を見つけたわ。子供達に運動させるのに、公園はもう寒いし、子育て支援センターはよそに気を遣う。ここは親も楽しみながら、子供の(ありあまる)体力を削ることができる。 家に帰って、妻を連れ出し、エピシェールで昼食。ここはパン屋+ファミレスだけど、煮込み料理がガチ美味い。それに、ジュンはなぜかここのサラダを本当によく食べる。いつも一人で一人前を平らげてしまう。もちろんパンもめちゃくちゃたくさん食べた。 午後は双子を車で寝かそうと思ったのに、寝ないので、小布施の雪の積もった公園で、そり遊び。午前はプール、午後はそり遊びってすごいな。坂を疾走するそりに乗りながら、きゃっきゃっと子供達の笑い声。 夜は(主にジュンが)積み上げた布団から転がり落ちる遊びに夢中になり、一日これだけたくさん運動させれば文句なしだろう。 ■月曜日。家族で上山田温泉へドライヴ。300人が同時に浸かれるという戸倉メリーランド白鳥園へ向かう。が、着いてみると、これ潰れてない? 建物はもうボロボロで、入り口にロープが張られてるんだけど。でも、老人が数人うろうろしているから、こんな形で営業しているのかもしれない。 ともかく、入浴する気が失せて、犀川の対岸にある公衆浴場のかめ乃湯へ。こっちは狭いけれど、中はそこそこ綺麗。お湯は良いけど、ややぬる目。男の脱衣所に掃除に入ってきたフロントのお姉さんが全裸の常連客と普通に会話を交わしているのは、不思議な光景だ。 風呂を上がり、名物のおしぼりうどんが食べられる店、古炉奈(ころな)へ。おしぼりうどんとは、大根のすりおろし汁に自家製の味噌を入れ、うどんをつけて食べる料理で、この店が発祥なのだとか。ちょうど喉が痛い僕は喉に良い大根の料理ということで、このおしぼりうどんをもらう。富士吉田風のぶっとい麺が運ばれてきて、汁につけてみると、ものすごく辛い! しかし、すりおろし汁の中に自家製味噌を入れてみると、これがなんとも甘くて、この甘さと辛さの挟み撃ちになった感覚、きっとクセになる。いやあ、美味い美味い! 大食漢の僕は量がもうちょっと欲しかったけれど、おかみさんはうちの双子に優しくしてくれて、とても満足の店。 あんずの里アグリパークに寄って、いちご狩りをしようかと思ったけれど、一人1500円はつらい。ここのいちごは非常に良いもののようだけど、1パック580円で、いちご狩りに大人2人分3000円を払ったら、5パック分以上食べないと、元が取れないぞ。そんなにいちごばかりたくさん食べたくないしということで、普通に1パックだけ買うと、双子が2人でほとんど全部を食べてしまったのだ。 アグリパークのキッズスペースでも遊び、帰り際に売り物の鉢に手を出そうとする双子。シュンが少ししつこかったので、思わず頬を軽くはたいてしまう。シュンは「痛い」と言ったけれど、泣きもせず気にもしていないようなので、まだ良かった。これまでさんざん自分を戒めながらも、まだついシュンに手が出てしまうことを反省する。何があっても、顔は叩いてはいけない。 今日は昨日と違って、あまり運動させてあげられなかったかな。これで三連休も終わり。 にほんブログ村
■29日。朝、一家四人で家を出て、須坂のミスタードーナツでドーナツとコーヒー。そのまま、すぐ近くのICから高速道路に入り、東京へ向かう。年末年始に、退屈な長野なんかにいられるわけがない。2時頃に、定宿にしている東京プリンスホテルに着いた。
シャトルバスと電車を乗り継ぎ、品川へ。駅前の水族館、エプソン品川アクアスタジアムで遊ぶ。サメやエイが頭の上を泳ぐ水中トンネルを歩き、イルカのショーを観た。イルカの巨体が水面を跳ねると、大きなしぶきが上がり、シアターの前方に座る客はずぶ濡れになる。それでも前に座りたい客は、あらかじめ雨ガッパを着ている。次々に繰り出されるイルカのジャンプをジュンは身じろぎもせず見ている。シュンはジュンほど集中していないが、さりとて退屈している様子でもない。この水族館の階下にはちょっとしたアトラクションもあって、家族4人でメリーゴーランドに乗った。水族館なので、メリーゴーランドで回るのは馬ではなくて、イルカやサメやタツノオトシゴなのだ。 ![]() ■30日。ホテルの朝食ビュッフェで、ジュンはとても悪い子。金切り声でわめき続け、ホテルのスタッフに注意を受ける。最近また後追いが始まって、妻が料理を取りに行くと、2人とも席を降りて駆け出してしまうのが、まったくどうしようもない。 4人で日比谷公園へ遊びに行くが、僕は腹痛がするので、一人で部屋に戻り、熱い風呂に入る。やがて妻と双子も戻ってきたので、昼はコンビニで買ったものを部屋の中で食べる。東京プリンスホテルの地下に新しくローソンができたので、とても便利になった。それでも、やはり昔の売店の方がクラシックホテルらしい雰囲気があって、好きだったのだけど。 双子を車で昼寝させて夕方から義父の家に行く。妻はナナとお茶を飲みに行っているので、僕と義父は双子の相手をする。夜は、東京会館でナナの誕生会。これは毎年恒例の行事。去年は双子の行儀の悪さに参ったので、今年は個室を用意した。9年ほど前にもこの部屋でナナの誕生会をしたことを、この前のことのように覚えている。その時は義母も義祖母もまだ健在だった。 中学二年生になったナナは、すっかりオタク少女に成長を遂げていた。僕はローストビーフかコース料理か多いに迷い、コース料理を食べながらもまだ迷っていて、前菜のホタテの貝柱やメインディッシュ魚の部の白身魚のムニエルは普通だったが、メインディッシュ肉の部のステーキが素晴らしく美味しかったことから、ローストビーフはさぞかし美味しかったのだろうと、迷いがますます膨れあがったのだった。 途中で双子が馬乗りの乱闘になったりしたものの、個室の甲斐あって、気にせず楽しく見ていられた。今回、東京会館側には誕生会だなんて伝えていなかったのに、ナナのケーキにはしっかりとhappy birthdayの文字。会場側が去年のことを覚えていてくれたのか。特にナナにはプレゼントなど用意しなかったが、逆に、ナナからうちの双子にマフラーのプレゼントをもらう。こうして彼女も少しずつ大人になっていく。 ■31日。朝一人で子供の写真入り年賀状の束を郵便局へ出しに行く。今回の年賀状は本当に良い。双子がとても良い表情で写っている。と言っても、自分が出すのはほんの数枚で、後は全部妻の親戚・友人・ママ友・俳句仲間宛てだ。 ホテルをチェックアウトして、国立の父と会い、ファミレスの藍屋で食事。向かいの公園で双子を遊ばせる。父は双子の写真を撮るのに夢中になっている。子供なんてたいして関心のなかった父も変われば変わるものだ。 父と別れ、山中湖へ。スーパーで食べ物やワインを買う。山中湖湖畔に着くと、贔屓のイタリアンレストラン、キャンティ・コモが場所を移したことに気づく。ここもよく行くレストランのマ・メゾンのすぐ隣になった。なんにしても、我が家の騒がしい双子とそこで食事を取れるのは、いつの日になるやら。 マンションの部屋で、買ってきた寿司やピザをワインで食べる今年最後の夕食。年越しそばも妻に茹でてもらう。子供を寝かしつけながら、たまにテレビをつけて、紅白歌合戦のKARA、少女時代、レディー・ガガを観た。今年も今日で終わり。世間的には何かと騒がしい年だったが、僕と僕の家族にとってはとても良い年だった。あと数時間でやってくる2012年はさらに良い年にしたいものだと思う。 ■元旦。午前中は屋内プールで、双子を泳がせる。スイミングスクールに通う2人はプールが大好きだ。両腕にアームヘルパーを付けて、足のつかないプールにぷかぷか浮かんでいる。水をかぶっても水を飲んでも、全然泣いたりしない。 デニーズでの昼食の後、子供達を車の中で昼寝させてから、河口湖オルゴールの森美術館を見に行く。ここは観光地によくあるオルゴール博物館のひとつということで、正直バカにしていた(山中湖畔には、テディベア・ミュージアムもある。ありがたいことに、トリックアート美術館だけはこの近辺にはない。)。ところが、中に入ってみると、建物や庭園も美しく、部屋自体が巨大なオルゴールとなっているエントランスホールはなかなか見事である。大音響の音楽に合わせて、部屋を囲む人形達が楽器を演奏する。しかし、僕はシュンのしつこい奇行にイライラして、激しく怒ってしまい、楽しい気分もまったくぶち壊しだ。シュンが難しい子なのはわかっているし、怒らないようにしているのだけど、自分がトイレで用を足している最中に、ダメダメ言われて腕を引っ張られたりすると、ついついカッとなる。 庭園の池には白鳥が2匹いて、双子は大はしゃぎ。いつまでも白鳥の側から動こうとしない。こういう時の子供達は本当にかわいらしい。噴水のライトアップショーも始まり、僕も気を取り直して楽しむことができた。入場料も安くないが、一度は行って良かったと思う。 ![]() ■2日。富士急ハイランドへ。この遊園地に来たのは40年ぶりくらいだろうか。マッドマウスに乗って死ぬほど怖かった思い出がある。今もマッドマウスはこの遊園地にあるが、リニューアルされたものらしい。当たり前か。40年前のジェットコースターが今も動いていたら、それは別の意味で怖い。あと、ショック110(交通事故の恐怖)とショック119(キチガイ病院の人体実験)というお化け屋敷もあって、従兄弟が119の方に乗ったことを今も覚えている。 今回の目当ては富士急ハイランドの中にあるトーマスランドである。子供向け番組の「きかんしゃトーマス」を主題にした小さなテーマパーク。しかし、駐車場から入口に向かう通路からも、すさまじいジェットコースターが見えて、双子はそれに釘づけの様子。逆さになったり、捻りが加わったり、もう何がなんだかわからないくらいすごい。こういうものが苦手な僕は一生縁がないだろう。双子と最初に乗ったのは、トーマスランドの屋内型ライド。貨車に乗って、トーマス達のパーティの準備の様子を見て回るもの。ディズニーランドにあってもおかしくないクオリティのアトラクションだが、これがシュンにとっては怖かったらしく、火がついたように中で泣きわめく。以降、何に乗ろうとしても、シュンが泣いて嫌がるようになってしまったのだ。ジュンはとても楽しんでいるので、妻とジュンだけが乗り物に乗って、僕とシュンは寒い中に立って待っている。意固地な顔をして下唇と舌を突き出しているシュンを見ていると、我が子ながら薄気味悪くなる。なぜこの子はもっと普通に愉しめないのだろうか。一度こじれたら、大好きなはずのメリーゴーランドまで拒否で、一番最後に観覧車に乗ったのだけど、すぐに降りたがる。いくら降りたがっても、ここは地上50メートルだから、無理だ。 ![]() 夕食は湖畔のマ・メゾンで。ファミレスに毛の生えたようなものだが、とても雰囲気の良い店だ。去年、ジュンはこの店で大騒ぎをやらかしている。今日も昼寝をしていないので、危ぶまれたのだが。蓋を開けてみると、シュンもジュンも良い子で、大変よく食べた。窓の外は、暗い湖面と対岸の明かり。ここは山中湖でも一番好きな場所かもしれない。双子はおもちゃをもらい、楽しい気分で帰宅。遊園地では散々だったが、終わり良ければすべて良しじゃないか。 ■3日。朝から僕と双子はプール。その間に妻は部屋を片づける。道の駅のふじやまビール館で昼食。チキンカレーが1300円てなんだよ、高いなー。と思って躊躇したが、鶏のももがまるごと入っているし、サラダビュッフェもついていて、そんなに悪くなかった。サラダビュッフェにスモークサーモンがあったこともポイントが高い。 食後、元気のありあまっている双子は富士レーダードーム館の階段をどんどん登っていく。ここは普通の階段の横に倍の段差になっている階段があるのだが、2人は小さな体でそれをよじ登る。一番上まで行ってまた降りてくれば、たいした運動量だ。車に乗せると、シュンは瞬時に、ジュンもまもなく眠りに落ちていた。岡谷ジャンクションまで2人とも目を覚まさなかった。 家に着くと、ジュンがぐずり出す。この家よりも山中湖のマンションに帰りたいらしい。ここは寒いし、プールも大浴場もないし、つまらないものね。それでも、買ってきたご飯をテーブルに広げると、いつもの賑やかな我が家の風景になる。どこでも家族のいる場所がこの世界の中心なのだから。
■今年初めて聴いたCD。
The Agonist – Lullabies For The Dormant Mind Alcest – Écailles de lune Alter Bridge – Blackbird Amaranthe – Amaranthe Amorphis – The Beginning of Times Anathema – We're Here Because We're Here Anterior – Echoes of the Fallen Anterior – This Age Of Silence Apocalyptica – 7th Symphony Arch Enemy – Khaos Legions Arkona – Goi, Rode, Goi! August Burns Red – Constellations August Burns Red – Leveler Belphegor – Blood Magick Necromance The Black Dahlia Murder – Deflorate The Black Dahlia Murder – Miasma Black Label Society – Skullage Cavalera Conspiracy – Blunt Force Trauma Cavalera Conspiracy – Inflikted Children Of Bodom – Relentless Reckless Forever Coheed and Cambria – Good Apollo, I'm Burning Star IV, Volume One: From Fear Through The Eyes of Madness Coroner – Grin Coroner – Punishment For Decadence Cradle of Filth – Darkly, Darkly, Venus Aversa Cradle of Filth – From The Cradle To Enslave(EP) Cradle of Filth – Live Bait for the Dead The Damned Things – Ironiclast The Darkness – Permission to Land Destruction – Alive Devastation Disturbed – Asylum DORO – Rare Diamonds Down – NOLA Eluveitie – Slania Firewind – Days Of Defiance Firewind – The Premonition Goblin – Roller Grand Magus – Iron Will Hammerfall – Crimson Thunder Hammerfall – Infected Hammerfall – No Sacrifice, No Victory The Haunted – Versus The Haunted – The Dead Eye The Haunted – Unseen Head Phones President – Folie a Duex High On Fire – Death Is This Communion Ihsahn – AngL Ihsahn – The Adversary In Flames – Sounds of a Playground Fading In This Moment – The Dream Iron Maiden – The Final Frontier Kate Bush – Director's Cut Kate Bush – 50 Words For Snow Korpiklaani – Ukon Wacka Korpiklaani – Voice of Wilderness Krokus – Alive and Screaming Krokus – Metal Rendez-Vous Kylesa – Spiral Shadow LaZarus A.D. – Black Rivers Flow Leprous – Tall poppy syndrome Limp Bizkit – Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water Malevolent Creation – Conquering South America The Man-Eating Tree – Vine Mastodon – Crack the Skye Mekong Delta – Wanderer on the edge of time Meshuggah – Destroy Erase Improve Metallica – Reload Moonsorrow – Kivenkantaja Moonsorrow – Varjoina kuljemme kuolleiden maassa Morbid Angel – Altars Of Madness Morbid Angel – Covenant Morbid Angel – Illud Divinum Insanus Mr. Big – BIG,BIGGER,BIGGEST! The Best Of MR.BIG Municipal Waste – Hazardous Mutation MyGrain – MyGrain Nevermore – This Godless Endeavor Nonpoint – Vengeance Opeth – Deliverance Origin – Informis Infinitas Inhumanitas Osanna – Palepoli Pain Of Salvation – Road Salt One Place Vendome – Place Vendome Poisonblack – Drive Possessed – Seven Churches Primordial – Redemption at the Puritan's Hand Primordial – To The Nameless Dead The Rasmus – Dead Letters Rotten Sound – Cycles Scorpions – Bad For Good: The Very Best Of Scorpions Sentenced – Buried Alive Septic Flesh – The Great Mass Shadows Fall – Retribution Slayer – South of Heaven Sodom – One Night in Bangkok Stryper – Soldiers Under Command Stryper – To Hell With The Devil The Sword – Age Of Winters Taking Dawn – Time to Burn Thin Lizzy – Dedication (The Very Best of Thin Lizzy) Trivium – In Waves Tsjuder – Desert Northern Hell UFO – Force It UFO – Lights Out Vader – De Profundis Vader – Necropolis Vader – The Art of War Whitesnake – 1987 Whitesnake – ForeverMore Wolves in the Throne Room – Celestial Lineage ■今年観たライヴ。今年もフェスばっか。 SOUNDWAVE(オーストラリア・シドニー) ・NONPOINT ・TAKING DAWN ・THE SWORD ・SEVENDUST ・RISE TO REMAIN ・DEVILDRIVER ・ALL THAT REMAINS ・STONE SOUR ・HIGH ON FIRE ・DIMMU BORGIR ・ILL NINO ・KYLESA ・COHEED AND CAMBRIA ・IRON MAIDEN FINLAND FEST(恵比寿) ・MOONSORROW ・MyGrain ・KORPIKLAANI HELLFEST(フランス・クリッソン) ・PRIMORDIAL ・THE EXPLOITED ・VADER ・MESHUGGAH ・BELPHEGOR ・MORBID ANGEL ・ROB ZOMBIE ・POSSESSED ・IN FLAMES ・CRUCIFIED BARBARA ・ANGEL WITCH ・MEKONG DELTA ・HAMMERFALL ・RAW POWER ・UFO ・THIN LIZZY ・DESTRUCTION ・APOCALYPTICA ・1349 ・SODOM ・BLACK LABEL SOCIETY ・SEPTIC FLESH ・KREATOR ・SCORPIONS ・BOLT THROWER ・CORONER ・FIREWIND ・ARKONA ・ORPHANED LAND ・DUFF MACKAGAN’S LOADED ・TSJUDER ・GHOST ・PAIN OF SALVATION ・CAVALERA CONSPIRACY ・ANATHEMA ・GRAND MAGUS ・MR.BIG ・MORGOTH ・DORO ・THE BLACK DALIAH MURDER ・JUDAS PRIEST ・THERION ・DARK TRANQUILLITY ・OZZY OSBOURNE ・OPETH ・CRADLE OF FILTH 激ロック Vol.9(名古屋) ・RESURRECTION ・HEAD PHONES PRESIDENT ・METAL SAFARI ・ANTERIOR ・LAZARUS A.D. DOUBLE TITANS TOUR Vol.4(渋谷) ・LEPROUS ・IHSAHN ・THE HAUNTED
■クリスマスプレゼント、失敗したかな。ジュンはブルドーザーを独り占めしながら、コントローラーのスイッチを押しまくり、イライラしている様子。自分で辛いみたいで、僕に言ってくる。もう仕舞ってと。ブルドーザーを物置部屋に仕舞った途端、二人で積み木やミニカーで平和に遊び始めた。電動のおもちゃは彼らに合わないみたいだ。シュンの熱烈なリクエストで買ったままごと用の卵(マジックテープで二つに分かれるようになっている)はなおもシュンに愛されていて、二つに割ったりひとつに戻したり。卵がブルドーザーに勝つとは、子供の趣味はまったくわからない。
■午前中はトイザらスへ。子供達にクリスマスプレゼントを買う。結局選んだのは、洋物のブルドーザーのおもちゃ。リモコン操作で前進後進に、ショベルも可動し、喋ったりメタルっぽい音楽が鳴ったりと、なかなか機能多彩。あと、シュンから強い要望があったので、ままごと用の卵とフライパンセットも買う。
ファミレスで昼食にしてから、長野駅のあたりへチキンとケーキを取りに行く。うちの近くのパン屋、テンスベアへバケットを引き取りに行くと、子供達にお菓子入りの靴下や風船をくれた。夜、家でささやかなパーティー。パスタやチキンやバケットをたくさん食べ、ケーキを取り分ける。ケーキは一度デパートで予約したものをわざわざキャンセルして、小布施の有名店、栗の木テラスで買ったもの。長野あたりだと、ここが一番だ。千歳にいた時はモリモトのケーキだったし、横浜ではブルージュの丘のケーキが定番だったのだけど。しかし、ホールからイチゴをむしり取っていく子供達は、ケーキの高級感などお構いなしなのだった。 しかし、プレゼントはどうだったのかな。子供達はブルドーザーを取り合って喧嘩。ジュンの激しい剣幕にシュンはあまりブルドーザーに触らせてもらえず、かわいそうに。ブルドーザーのコントローラーのスイッチを押すことに取りつかれている様子に、これは二歳児には適切なおもちゃではなかったのかと思う。子供達におもちゃを選ばせるのではなく、まだ親が選ぶべきだったのか。創造性のあるレゴブロックとか、楽器の方が良かったのかもしれない。 ともかく良いクリスマスだった。いつかこの日のことを思い出した時、最高に幸福だった日々の一日として思い出されるような。 にほんブログ村
■朝、四人でミスタードーナツへ。朝日の中、コーヒーに浸しながらドーナツを食べる。優雅な気分になるが、シュンが一人でフレンチクルーラーひとつ食べてしまうのは、ちょっと食べ過ぎだ。
午前中はじゃんけんぽんでのクリスマスコンサート。妻のママ友数人から挨拶を受けた。電車の本を僕に見せに来る子供もいて、とてもかわいらしい。 うちの子供達はオーケストラの練習している控え室の前にへばりついて動こうとしない。初めて見るオーケストラ(正確には、一年前にも見ているが、覚えていないはずだ)というものに多大な関心の様子。さらに、ジュンはコンサートが始まる前から最前列に陣取って異常な期待を見せる。一時間のオーケストラによるコンサートの間、ずっと集中して聴き続け、最後はスタンディングで手拍子。今日はたくさんの子供たちが来ていたが、こんなに真剣に音楽を聴いていた子供はジュンだけだと思う。シュンの方は途中抜け出して遊んだりしていたが、最後には妻の元に戻り、彼もわりと真面目に音楽を聴いていた。うちの子供達に目立って優れたところを見つけようとすれば、なんと言っても、先生の話を聞く時、あるいはお遊戯や音楽会での集中力に尽きる。今日日、学級崩壊が問題になっているけれど、少なくともうちの子供達は授業中に歩き回るような子にはならないだろう。 ホテル・メトロポリタンのビュッフェで昼食。午後はスイミングスクール。二人はクラスの中で一番年下なので、こっちはまだ他の子供達のペースに付いていけていない。水へ飛び込むのもおっかなびっくりだが、楽しそうにやってるし、別にこれでいい。
■土曜日。軽井沢のアウトレットで買い物。子供達にも、おもちゃを買ってあげる。シュンは恐竜の画のパズル、ジュンはランボルギーニのミニカー。この二人は欲しがるおもちゃも違う。
前にも入った軽井沢ナチュラルビュフェで昼食。ここはうちの近くにあるワイナリーのサンクゼールの系列なんだな。おいしいけれど、一人二千円弱はちょっと高いかも。 車の中で子供達が寝たので、ハルニレテラスを妻と交互に覗き、長野に戻って、サイゼリアで夕食。今日は一日外食ばかりだった。 ■日曜日。西友で買い物をしたり、公園で遊んだりした後、エピシェールで昼食。ストロガノフがすごくおいしい。ここはサラダとパンが食べ放題。サラダを3杯食べて、あんぱん、チョコパン、クリームパンも食べて、要は食べ過ぎだ。 妻を俳句の会に送り、子供達がチャイルドシートで寝たので、そのままドライヴへ。須坂の湯っ蔵んどに着いたところで二人とも目を覚ましたので、施設の外にある足湯に浸けてやる。凍える寒さの中、湯をはね散らかしている子供達の様子がいかにも気持ち良さそうだったので、僕も足湯に浸かる。長野に戻る道すがら、駐車場に電車の飾ってある蕎麦屋があったので、そこで車を止める。子供達は電車が大好きだ。じゃんけんぽんで子供達を遊ばせていると、妻が迎えに来た。夜は家でおでん。
■土曜日。シュンの顎の爛れがひどいので、病院へ連れていく。
その後、自然食のビュッフェレストラン、ミールマーマに初めて行ってみた。店内に擬人化されたフライドポテトの(不気味な)人形が飾ってあって、恐々見ていたジュンをそっちへ突き出したら、火がついたように号泣。かわいそうなことをした。その場で克服するのが正しいと思ったので、シュンに人形を叱ってもらう。恐れることなく、「こら、こら」と人形を叱り続けるシュン。後ろでそれを見ながら、けらけら笑うジュン。たぶん、これで克服できただろう。 ■日曜日。早朝、ジュンの泣き声で目を覚ます。 「がっくん(電車)のごほん(本)がない!」 夢を見たらしい。二歳の子供がどんな夢を見るのだろう。僕と妻は「図書館でがっくんの本探そうね」となだめるが、なかなか泣きやまない。その騒ぎでシュンまで泣き出した。 子供達と3人で運動公園で少しだけ遊び、近くのホンダや100円ショップを覗く。子供達のためにパズルなど買う。昼はジュンの大好きなかっぱ寿司へ行こうとしたら、40分待ち。混んでるから入れないと説明しても、泣きわめくジュン。さっき100円ショップで買ったクリスマスツリー用のモールを持たせたら、やっと忘れてくれた。トワサンクのビュッフェで昼食。パスタやケーキや、まったく食べ過ぎた。 夕方、須坂市動物園で動物を見たり、遊具で遊ばせたり。偶然に、知り合いのママ友とその娘と会った。その子はシュンとジュンのことが大好きらしくて、お母さんが「どっちが好きなの?」と訊くと、答はその日によって変わるとか。しばらく子供達3人で遊び、帰った後もシュンはその子のことを話題にしていた。満更でもないらしい。
■仕事を昼で上がり、近くのホテルで高速バスに乗る。夕方の新宿に到着。渋谷に移動し、センター街を歩いていると、桂花ラーメンを発見。この前倒産したと聞いたが、店は開けているのか。
桂花と言えば、太肉(ターロー)麺。でかい角煮入りのラーメンで、独身の頃によく食べた。懐かしさに誘われて店に入ったものの、注文したのは太肉麺ではなく、新しくメニューに加わった五香肉麺。僕は新しいもの好きだ。こっちは薄いロースカツが浮いている麺で、口に入れた途端、「あ、失敗した」と。カツがものすごくしょっぱい。「何かあったんですか?」と店員に訊きたくなるほどの塩辛さ。飲み込むのを躊躇われるほど。ま、それでもスープの味で充分懐かしさを味わったのだけど。 ユニオンディスク・ヘヴィメタル館などで時間を潰してから、渋谷O-EASTへ。今日は、LFPROUS、IHSAHN、THE HAUNTEDの3バンドによるライヴ。もともとこの3バンドはKABUTO METALというフェスでの来日が予定されていたものの、地震やら原発事故やらの影響でイベント自体が中止となり、今回その埋め合わせのような形で来日を果たした次第。自分の場合、IHSAHNとTHE HAUNTEDについては、海外フェスで観ることを楽しみにしていながら、結局見逃した経緯もあって、今回このライブを観ることは、過去の忘れ物を回収することでもあった。たまに来日するTHE HAUNTEDはともかく、IHSAHNなんて今回も見逃したら、二度と観られないかもしれない。 自分がこのライヴハウスに来るのは今回が初めて。都内のライヴハウスの中では大きい方に入るのだろう。できてから8年くらいということだが、まだ全然綺麗だ。天井が高く、見るからに音響が良さそう。一応、バルコニー席もあるが、今日はそこに入れるのは関係者だけだ。自分の前になんだか見たことのある人がいるなと思っていたら、向こうもこっちの着ているHELLFESTのシャツを見て話しかけてきた。今年、フランスのスーパーマーケットで言葉を交わした人だった。来年も行くんですか〜などと、しばらく立ち話。 ・LEPROUS 前座は、ノルウェーのプログレッシブロックバンド。IHSAHNのバックを勤めていることから今回一緒に来日し、ついでに自分達のライヴも披露ということか。メタルよりもプログレに属するバンドという印象だったが、1曲目からヘヴィなイントロに合わせて前列4人がヘッドバンギング。演奏力に裏づけられたグルーヴが様子見の観客を巻き込んでゆく。特に、ボーカル兼キーボードのEinar Solberg、鍵盤を弾きながら歌い、指を振り上げ頭を振り下ろしのステージアクションも激しく、なかなか忙しいが、それも余裕の様子。 音はクリーンでわかりやすいし、演奏力は抜群、知らない曲も充分楽しめる。5曲演奏して、さっくりと終了。今年発売された新譜を聴いておけば、もっと楽しめただろうな。 ・IHSAHN ブラックメタルの王子ことIHSAHNがついに来日。去年のWACKEN OPEN AIRでも観るのを楽しみにしていながら、体調がいまいちだったので、観ずに寝てしまった苦い思い出。それを(一応)取り返すことができる。 LFPROUSの終了後、インターバルを置くのかとおもったら、LEPROUSのメンバーはいったん奥に引っ込んだものの、すぐに現れ、そこにIHSAHNが加わって、IHSAHNとしてのライヴ開始。LEPROUSにはすでにギターが2人いるので(1人は女性)、これにIHSAHNが加わって、トリプルギターの編成となった。オールバックに眼鏡をかけ、あご髭を蓄えて、黒いワイシャツを着たIHSAHNには、もはや王子と呼ばれた頃の面影はない。上品で知的な雰囲気は音楽教師のようにも見える。一曲目は去年出た3rdから「The Ballen Land」。北の荒涼とした大地を思わせるような曲で、僕は大好きなのだが、LEPROUSに比べ、ややバランスが悪い。IHSAHNのボーカルが聞こえにくく、これはすぐに改善されたものの、エクストリーム系=迫力重視=ドラムを前に出す、というのはいいかげん勘弁してほしい。 IHSAHNがかつて所属していたEMPERORの曲も織り交ぜなから、ステージは進む。客席では、クラウドサーフも時折発生するが、サークルピットなどはIHSAHNの音楽性には似合わない。暴虐的な激しさを纏いつつも、知的で繊細なIHSAHNの曲を観客も聴き入っている。LEPROUSのEinar Solbergは、IHSAHNのステージでは主にキーボードを演奏しながらも、IHSAHNのボーカルに合わせてコーラスも勤め、「Unhealer」ではクリーンパートはまるまる彼が歌った。ずいぶんIHSAHNにプッシュされているなと思ったが、この人にはそれに見合う力量と存在感がある。 最後は「Frozen Lake On Mars」。本当はもう一曲演奏する予定だったはずが、時間が押していたとか。 ・THE HAUNTED 今年のHELLFESTで観ることを楽しみにしていながら、演奏時間が突然変更になったことにより、見逃したバンド。明らかにTHE HAUNTEDではないバンドがアマチュア丸出しの演奏を始めた時のがっかり感は、記憶に新しい。結局、THE HAUNTEDはテントスペース近くのイベントスペースで違う時間に演奏したらしいが、告知もないし、わかるわけがない。もしかしたらあったのかもしれないが、僕はフランス語は全然わからないし。 さて。やっと目にすることになったTHE HAUNTED。「The Scull」がCDのまま場内に流れ、ドラムが入るところより、生演奏開始。最初の印象はボーカルのPeter Dolvingのメタボっぷりがすごい! でも、グロウルもすごい! 2曲目に早くも「99」で、場内は爆発。モッシュピットの奴らがくるくる回り出す。エクストリーム系の中でも最右翼と言えるバンドだけに、やはりドラムの音が前に出ていて、ギターのリフがやや聴き取りにくい。自分の大好きな「Trespass」はまだいけたが、必殺の「Dark Intension」〜「Bury Your Dead」は何を演っているんだかよくわからなかった(もっとも、これは自分の立ち位置によるものかもしれない)。アンコールもかかり、2曲演奏して、本日のライヴ終わり。やっぱりIHSAHNなどと比べると、THE HAUNTEDは(良くも悪くも)体育会系だなあ。 すぐに新宿へ戻り、夜行バスに乗る。東京での滞在時間6時間半。帰りのバスでは少しは眠れたかな。明け方の長野に着いて、家で数時間眠る。その後、もちろん職場に出勤したさ。僕だってまだまだ元気なのである。
■5時44分の始発に乗らないと、バスに間に合わない。iPhoneのアラームを5時10分にかけるとは、我ながらいったい何を考えているのか。アラームのカエルの声に、寝ていたジュンが寝ぼけて「ゲコゲコ、ゲラゲラ」と笑う。すごくかわいらしいが、我が子の顔を見ている暇もない。財布が見つからなかったり(結局すぐに見つかったけど)、大慌てで家を出て、駅まで1km強の道のりを走る。始発には余裕で間に合い、長野駅から高速バスに乗った。4時間半で名古屋駅に到着。
栄駅のホームで、モヒモヒくんと待ち合わせる。彼は東京からの夜行バスで先に名古屋に着いていたのである。一緒に名古屋城を見に行く。 ![]() 城の中は往時の街並みが再現されていたり、これはもう史跡ではなく、博物館か娯楽施設のよう。この城の歴史を教えてくれる映像も見られるが、これも今流行りの3D映像。お客さんが楽しめるようにすること自体は良いのだけど、これは3Dであることのメリットはあまり感じられない。斜光メガネで目が疲れるだけ。最上階は展望台となっていて、おみやげコーナーもあり、そんな様子を見ていると、この名古屋城というものは、我が長野県の松本城よりも東京タワーに近い施設なのだという気がした。それならば、これはこれでいいのかもしれないという気になってくる。ま、僕がどう思うと、そんなことは関係なく名古屋城はこれからもたくさんのお客さんを集めることだろう。 モヒモヒくんは最近KARAだのSKE48やらに執着しているので、SKE48の公演の常設会場を見に行ったりした後、栄駅の近くにある名店「いば昇」で、ひつまぶしの昼食。一人前2500円で、お吸い物は別料金は高いな。僕なんて中国産うなぎで充分なのに(だったら、そういう店に行けと)。 いよいよひつまぶしをいただこうというところで、丼に注ぐはずの出汁がやってこない。僕が怪訝な顔をしていると、お店のおばさんは「当店ではお茶を注いでください」と。へ? 出汁で食べるのを楽しみにしていたので、ちょっとがっかりする。でも、言われた通りにしてみた。ここは老舗で、このやり方でお客さんに支持されてきたのだから。 まずは何も入れずにそのまま食べる。蒸していないうなぎはカリカリしていて、とても良い食感。次に、薬味のネギとわさびを入れる。味がまた新鮮になる。最後にお茶を入れる。これは少しに抑えた方がいいみたいだ。お茶を入れ過ぎると、お茶の渋みが舌に残って、あまり良くないと思う。モヒモヒくんは出汁よりお茶を入れた方が美味いと言っていたが、僕はお茶の味に飽きて、出汁代わりにお吸い物を丼に注いで食べてみた。うーん、やっぱりこっちの方が美味い。 ![]() CLUB ZION。すごく小さい。僕が昔バンドを演っていた頃、出たことのあるライヴハウスの方がよほど大きい。こんなところで外タレが演奏するのかよ。まだ前座の時間なので、客はものすごく少ない。50人くらいしかいない? 名古屋のライヴは集客が厳しいという話を聞いていたが、メタルというマニアックなジャンルで、しかも大方のメタルファンにすら知られていない若手バンドのライヴではこんなものだろうか。 最初に見たバンドは日本のRESURRECTION。名前も聞いたことがないバンドだけど、CDデビューしているのかしら? グロウル→クリーンボイスのメタルコア?な音楽。グロウルはなかなかだけど、クリーンボイスはイマイチ。全体的にアマバンぽさが抜けてない。客を煽る前にもっと練習してこいと。 次がもう日本のHEAD PHONES PRESIDENT。観るのはLOUD PARK 08以来の、二度目。かつて子供達のアイドルだったセーラームーンがこんな小さなハコで歌うなんて、ANZAもロックバンドなんかイヤんなっちゃうんじゃないかと余計な心配をしたが。ANZAが登場した瞬間、その佇まいに感心してしまった。長い茶髪を宙に漂わせ、黒いドレスを翻して舞う。こんな小さいハコで見ても変わらぬプロのオーラがある。最前列の男性客を片手で抱きながら歌うANZA。なんとも羨ましい。 ANZAに関しては文句のつけようもないが、ギターはCD音源とは違って、かなりピロピロやっている。ちょっとだけだったがギターソロの時間もあり、タッピングなど使っていて、彼は思い切りメタル畑の人なのかな。30分に満たないくらいの短いステージだったが、彼らの魅力は客にも充分に伝わったのではないかなと思う。 次に、日本のMETAL SAFARIが出演。まったく期待していなかったのだが、このライヴハウスには時間を潰す場所もないので、そのまま立って見る。ジャンル的にはグルーヴメタルということになるのだろうが、これが実に気持の良い音を出すバンドで、自然に身体が揺れてくる。グロウルで吠え続ける坊主頭のボーカルは、居酒屋の厨房で焼き鳥を焼いていそうな風貌ながら、(外見、声ともに)日本人ミュージシャンにありがちな線の細さを感じさせないのが良い。新しく加入したというベースもグルーヴ感充分。入っていくつもりのなかった客をこれだけ巻き込めれば、彼らの勝ちだろうな。 そして、自分を含めほとんどの客の目当てだったと思われるANTERIOR。英国のメロディックデスメタルバンドで、今回が初来日。この時点で会場内の客数は120人くらいか。オーディエンスは少ないものの、期待感充分の中登場した彼らは見るからに上機嫌。景気良く始まったところ、……ギターよく聴こえないんですけど。ソロになるとメロディーがわかる程度には聴こえるけれど、ツインリードが売りのバンドなのだから、もっともっと大きくていい。と思っていたら、二曲目からPAが仕事し始めた。よしよし。 彼らの曲を「量産型メロデス」と斬って捨てることもできる。しかしながら、この類型的な音が我らピロピロメタラーの心を直撃することも確か。流麗なツインリードは生演奏では聴き惚れるような美しさだ。メンバーのほぼ全員がお腹のぽこっと出たメタボ体型なのも、ルーク(ボーカル)を中心とした彼らの(メロデスらしからず)陽気なキャラクターに似つかわしく、あえて問題にしない。このフェスの開催者のツィッターで彼らの日本での旅の様子が紹介されているが、人に自然と愛されるキャラというのは得だ。今後、音楽的にもより一層の個性を獲得して、巷に溢れるメロデス勢の中に確固とした地位を築いてほしいもの。 ANTERIORが30分強くらいであっさりと終わり、22時近くなってから、トリのLAZARUS A.D.が登場。アメリカのスラッシュメタルバンドで、僕が観るのはLOUD PARK 09以来の二度目。ANTERIORが終わると、数人客が帰ったようで、会場内はさらに疎らになった気がする。メンバー達は自らサウンドチェックを行い、PAに向かって行くよと合図すると、そのまま演奏開始。 前に彼らを観た時は、なんてダサいバンドだろうと思った。その後、勢いだけで突っ走る彼らの曲の魅力に気づくこととなり、巷ではあまり評判のよろしくない2ndアルバムもメロディのわかりやすい作品で、けっこう気に入っている。でも、ライヴはあいかわらずラフだな。この音楽性ならそれが格好いい場合もあるが、とりあえず曲の再現性が高いとは言えない。1stのリーダートラック「Last Breath」がかかり、この曲が聞ければ満足。次が2ndのタイトルトラック「Black River Flow」だったが、これはもうなんだか。「Revoltion」で終わったステージにアンコールもかかったものの、ホテルで待たせているモヒモヒくんのことが気になったので、すぐに会場を出た。時間は10時半。その後、彼らがアンコールに応えたかどうかは知らない。 モヒモヒくんはずっと寝ていたようだった。ホテルのすぐ近くにある居酒屋へ行く。これが名古屋名物ならなんでもあるという嬉しい店で、手羽先、味噌カツ、土手焼き、味噌おでん、名古屋コーチンのチキンカツ、あんかけスパゲティ、てんむすなど食べる。今日はホテル泊りだから、たくさん遊べるなと思っていたが、1時を過ぎると、眠くなってしまう年齢だ。居酒屋を出ると、ホテルですぐに寝る。 ■目が覚めたのは、9時過ぎ。ゆっくり支度して、ホテルをチェックアウト。電車で犬山まで行くと、11時になった。観光案内所のおばさんに、これから犬山城と明治村を巡りたいと言うと、時間が足りない、きわめて難しいというようなことを言われる。時間がないと言うわりには、やたら話が長い。 ルーブル美術館は一日で見切れない。合言葉のように言われる、そんな話は僕は信用しない。ルーブルだろうがエルミタージュだろうが大英博物館だろうが故宮博物院だろうが、2時間もあれば、ハイライトは充分観ることができる。犬山城と明治村の場合、互いの距離が遠いのがネックだが、なんとかなるはずだ。 まずは犬山城へ歩く。駅から意外と近い。古い街並の商店街を歩いていると、丘の上にその姿が見えてくる。入場料500円には、からくり展示館とやらも含まれているが、そっちを見ている時間はないだろう。 ![]() 犬山駅に戻ってきたのは、ちょうど12時。時間節約のためにタクシーに乗る。バスでもよかったかなとクヨクヨしながら。前から思っていたことながら、フリーターのモヒモヒくんは僕よりずっと収入が少ないのに、お金を使うことにあまり躊躇しない。僕の方が100円単位の出費に悩んだり後で後悔したり。これはお金のあるなしではなくて、元の性格なんだろうな。 明治村。ここに来るのはすでに四度目だ。初めてが高校の修学旅行。二度目が名古屋に赴任していたA-くら君を訪ねた時。三度目が妻と奈良を旅行して、その帰りに立ち寄ったのが10年前のこと。まるで明治村が大好きみたいだけど、そういうわけでもなく、ただ単に良い写真がないなあと。 しかし、久しぶりに来てみると、ここはやはり素晴らしい近代建築の宝庫だ。片っ端から、写真を撮りまくる。記憶とは奇妙なもので、この園内を歩いていると、前にA-くら君とここを歩いた時の会話が思い出せそうな気がした。 見学もそこそこに、今朝から何も食べていないので食堂に行くが、名古屋名物が食べられる二階は長蛇の列で、一階のフロアはつまらない料理しかない。時間がない僕らは一階に入り、僕がたらこスパゲティ、モヒモヒくんが角煮丼を食べる。全然美味くない。出てから気づいたのだけど、買い食いのできるスタンドもそれなりにあるので、そっちで食べた方が楽しかったかなと。結局、一口カツだのカレーパンだのを食べることになったのだけど。 3時間ほど園内を見て歩き、バスで犬山駅に帰る。思ったより時間がかかり、予定の電車に乗り遅れそうで、焦る。これに乗り遅れると、モヒモヒくんが横浜に帰るバスに間に合わないからだ。 結局、電車には間に合い、モヒモヒくんは名古屋駅でお土産を買う。ういろうや他のお菓子を7000円も買って、やはり彼はお金を無造作に使う人だなと思う。横浜行きのバスの場所がわからなくて、また焦ったが、バス会社に電話して、事なきを得た。 モヒモヒくんを見送り、僕の長野行きのバスは1時間10分後だ。この時間に味噌煮込みうどんなど食べようと思っていたのだが。自分のバスのターミナルを探したりしている間に、中途半端な時間になってしまった。名古屋駅前は人ばかり多くて、流れが悪く、人の少ない長野の田舎に住んでいる僕はイライラする。結局、何も食べないままバスに乗り込み、途中のPAで買ったおにぎりやサンドウィッチがこの日の夕食になった。 一泊の短い間に密度濃く楽しんだ旅行だったが、味噌煮込みうどんを逃したことだけが残念。でも、こういうものじゃないか。人生では、すべてのものが手に入るとは限らない。旅行もまた同様なのだから。
■自分の場合、こうなる。↓
create your own visited country map or check our Venice travel guide しかし、ロシアやオーストラリアが赤く塗りつぶされていることに、なんとなく違和感。ほんの数箇所に行っただけなのに。同じ「国」という言葉で表現していいのかというくらい大きさが違う。
■土曜日。毎年話題になってるなと思いながら、見送るだけだったボージョレ・ヌーボー解禁。一度くらい参加しておかないと、死ぬ時に後悔するかもしれないと思いたち、西友で680円くらいのを買ってきた。もう少し上のランクの方がいいかなと思ったのだけど、考えることはみんな同じで、そっちは売り切れている。1800円くらいのとびきり良いのは、やっぱり残っている。
夕食にポークソテーを食べながら飲む。熟成させてないワインだから、深みはないけど、軽くて飲みやすい。妻と二人で一気に飲み干してしまう。これで死ぬ時の懸念がひとつ減ったかな? ■日曜日。双子と三人でホンダのディーラーに行って、タイヤをスタッドレスに変える。待っている間、自分にはカフェオレ、子供達にはオレンジジュースをもらったのだけど、お茶菓子のオレオのクッキーが三枚出てきて、子供達には食べられないだろうと、僕が二枚食べてしまったのだ。タイヤ交換が終わり、帰る段になって、シュンが言い出した。 「まだお菓子をもらってない」 ディーラーに来ると、お菓子がもらえるとわかっていたらしい。残っていた一枚のオレオを渡してやる。シュンはそれを周囲に見せびらかす。今度はジュンがすごく悲しそうに言う。 「ジュンくんのお菓子がない」 コンビニに寄って、二人にビスコを買ってやる羽目になった。シュンが持っていたオレオは取り上げた。 4人でキャナリーロウでパスタの昼食にした後、妻は俳句の会に行く。自分は眠り込んだ双子を乗せたままドライヴ。子供達は一時間半もたっぷり寝た後で、信州新町の化石博物館の前で同時に目を覚ました。化石博物館の前にある実物大のディプロドクスに、「ぞうさん!」と騒ぎ出すジュン。入場料を払って博物館の中に入る。同じく田舎にある化石博物館でも、三笠市博物館は相当に立派なものだったが、こっちは全然(しかも、三笠市博物館の方が入場料が安い)。象の化石の他、恐竜の復元模型があるくらい。でも、子供達は大喜びで、展示物のひとつひとつに大騒ぎ。入場料の元が取れたな。しかし、彼らはこんなに恐竜が好きだったのか。 ![]()
■また東京へ出張。つまらないことでいちいち呼びつけるなよと思いながら、実は新幹線に乗るのが好きなので、そんなことは言わない。むしろ、どんどん呼びつけてくれ。毎日が東京出張でもかまわない。帰りの新幹線の中では、つまみを食べながらビールを飲む。本来なら仕事をしているはずの時間に、音楽を聴きながらビールを飲むのはまったく最高だ。東京駅近くにジョサイア・コンドルの建築が再現されて、美術館として公開されている。相当に立派な赤レンガ建築。あれ、法務省ってこんなに近かったっけ?と思ってしまったよ。
■また海外で暮らしたいな。韓国は日本よりよっぽど暮らしやすかった。飯はうまいし、どいつもこいつも自分みたいな顔をしているし。まさに、肌に合うという感じ。 欲しいものはだいたい手に入り、今は子育てが何より最優先。だから、これは余技の部分だけど、今度はヨーロッパで生活したい。いつか。
■金曜日。バスで東京に出る。モヒモヒくんと伊勢佐木町の韓国料理屋。ダッカルビ、ヘムルパジョンなど。日本国内の韓国料理屋にしては安くておいしい店だったが、ダッカルビは小皿料理となっていて、鶏肉も少なく、残念。でかい鍋で焼きながら食べて、最後は焼飯で締めるのがダッカルビだよなあ。
韓国焼酎チョウムチョロムは初めて飲んだのだが、チャミスルよりさっぱりしているというか、やや水っぽい。 ■土曜日。北鎌倉や三渓園、山手の洋館など、写真を撮って回る。三渓園で合流したモヒモヒくんと横浜中華街の台湾料理屋。中華コースを食べる。おいしかったけれど、特に台湾らしいところはなし、もちろん担仔麺もなし。 バスで長野に帰る。 ■日曜日。子供達を城山公園に連れていって、メリーゴーランドなどで遊ばせる。夜、家でステーキとワイン。
■妙高サンシャインランド。とは、長野から直江津へ向かう途中、高速道路から見える寂しい遊園地。あんなところで誰が遊ぶのかなと思っていたのだが。
なんとなくホームページを見てみると、二歳児は無料。これなら安く遊べるかもしれない。家族4人で行ってみる。自分たち以外にも客がいればいいなと思っていたのだが。頭の中にあったのは、客よりスタッフの数が多かった遊園地、夕張石炭の村だ。 駐車場に着いて驚いた。けっこうな数の車が駐まっている。普通にお客さんがいる。この辺、他に何もないものね。入場券500円を二枚買って入場。「中に入ってからだと、別の券に変えられないけど、いいですか?」とおばさんに念を押される。うむ。後で気づいたのだが、2500円のフリーパス一枚と入場券一枚の方が安く済んだんだよな。乗り物は一回200円から400円するので、あっという間に、フリーパスの金額を越えてしまうのだった。 最初からわかっていたことだが、内容は田舎の遊園地そのもの。場内には安っぽい歌謡曲が流れ、トイレは薄汚く、スタッフは作業服を着たおじさん達である。目玉のジェットコースターまで、今日は休止中(乗らないから、別にかまわないが)。設備が貧弱でも、ノスタルジーを覚えるような遊園地なら、それはそれで味があるものだ。しかし、ここにはそれもない。ただ単に野暮ったいだけだ。 ジャングルクルーズみたいなライドがあったので、子供達と乗ってみる。遊園地とかテーマパークは拘りだよなと改めて思う。入場口のところにはコンガを叩くアフリカ土人の人形が置かれ、コンガの音も流れているが、音を流すコンポが人形の横に堂々と置かれているのは、なんとも潔い。ライドに取り付けられた猟銃で的を撃つと、動物が飛び出してくる仕掛けがあるのだが、ワニもカバもあからさまに台車に乗っている。つか、カバなんて足がないし、カバの幽霊ですか、これは。客が歩くスペースじゃないのに、動物の横にこれまた堂々とゴミ箱が置いてあるのは、いったいなんなんだろう。 でも、うちの子供達はとても楽しんでいたし、シュンなんてワニが怖くて号泣し始めた。客もよく入っているし、これでいいんだろう。すべての遊園地がディズニーランドになるわけにはいかない。 適当に遊んでから、遊園地を出る。ジュンはまだモノレールに乗りたくて、シュンはまだふわふわハウスに入りたい。今度ねと言い聞かせると、あっさり諦めるジュン。一方、泣きわめき、もうみんな外に出ているのに、一人で中へ戻っていくシュン。シュンの意固地でしつこい性格には、親の自分でもしばしばうんざりする。かかったお金は3100円で、やっぱりフリーパスを一枚買った方が安かったな。フリーパスがあれば、もっといろいろ乗せてあげられたのに。
■小降りの雨の中、志賀草津道路を走り、万座温泉へ。ところが、万座温泉の手前20キロくらいからガソリンが危うい状態。山道を走れども走れどもガソリンスタンドがない。山のあちこちから煙のもくもくと上がる万座温泉に到着し、プリンスホテルに車を止めて、制服姿のボーイにガソリンスタンドについて訊いてみる。万座温泉にはない、さらに20キロ先まで行けと。それは恐ろしくて、とてもする気にならない。こういうことは若い男のボーイに頼んでみたって、彼らはマニュアル通りのことしか言わないから、埒があかないだろう。フロントにいた話の分かりそうなお姉さんにガソリンを分けてくれないかと頼む。お姉さんはてきぱきと確認し、僕にガソリンを10キロ売ってくれた。前から好きだったプリンスホテル・グループがますます好きになった。
プリンスホテルの中華レストランで昼食にして、日帰り入浴もしていく。僕はジュンと、妻がシュンと入る。さすがに良いお湯だ。ぬるぬると気持ちいい。露天風呂の真ん中には混浴のエリアがあって、女性なんか来るわけないだろうと思いながら入っていると、体にバスタオルを巻きつけた女性が二人やってきたので、ちょっと驚いた。親子なのか、一人は妙齢の女性だが、もう一人は若い。さらに、服を着ながら、更衣室の窓から露天風呂を見下ろすと、先ほどのエリアに若いカップルが入っていて、この女性はバスタオルも巻かず、湯の中のお尻が丸見えだ。僕も家族4人で入りたかったな。 喫茶室で、ケーキとお茶。帰り、白根山の湯釜を見ていく。ジュンは車の中で寝てしまったし、妻も疲れたので、二人は車で留守番。僕がシュンを抱っこして山を登っていく。これはきつかった。疲れ果ててシュンを下ろすと、シュンは自分の足でゆっくり山を登り始めた。周囲の人たちから応援の声がかかる。 やっとのことで到着した湯釜は霧で何も見えない。がっかりしていると、強風が霧を吹き払ってくれた。不思議な色のカルデラ湖が見える。太陽が出ていれば、もっと綺麗だろう。 ![]()
■今日は埼玉でLOUD PARK。のはずなのだけど、行かなかった。07から10までは全部行ってたんだけど。長野から埼玉まで行く運賃とチケット代で三万円超え、それに見合ったメンツだとは思えなかったので。ARCH ENEMYとTRIVIUMが見たかったのだけど、ARCH ENEMYはすでに3回観ているし、TRIVIUMもまた見られるバンド。これは見逃せない!というバンドが今回はない。
ところが、思わぬ伏兵。マイケル・キスクとカイ・ハンセンのHELLOWEEN黄金時代の2人を擁するUNISONICが「Future World」「I Want Out」を演奏したらしい。HELLOWEENの曲も混ぜてくるのはわかっていたけれど、ここまでド真ん中で来るとは。ああ、観たかったな。 ■で、LOUD PARKに行かなかった今日は、近所の養護学校の文化祭に行き、生徒が作った木製の電車のおもちゃを双子に買ってやる。メトロポリタンホテルのビュッフェで昼食にしてから、ヤマダ電機で買い物。普通の穏やかな日でしたよ。
■土曜日。木島平のダリア園を見に行く。去年も来た場所だ。色鮮やかなダリアを眺めた後、園内のレストランで昼食。去年はバタバタしてうまく回っていなかったレストランだが、今年は郷土料理を中心としたビュッフェになっていて、とてもリーズナブル。野菜が多いのが良い。
この公園は大きな子供用の遊具もあって、食後の双子は階段やネットを登ったり、滑り台を滑ったり。良い運動をさせてあげられた。動物のいるエリアで、ウサギや牛を眺めてから、帰る。 ![]() ■日曜日。近くの公園で子供達を遊ばせた後、市内のキャナリー ロウというレストランでパスタの昼食。サラダや前菜はビュッフェ形式なのが、嬉しい。チェーン店らしいが、なかなかおいしい店だった。 後は図書館に行って、妻が本を帰りてくるのを、チャイルドシートで睡眠中のシュンと待っていたり。 ■月曜日。妙高市の苗名滝を見に行く。広大な駐車場にはたくさん車が駐まっていて、かなりの人出。こんなにメジャーな観光地だとは知らなかった。 それまでチャイルドシートで気持ちよく寝ていたシュンは起こされて大変な不機嫌。妻に抱かれていないと、泣きわめく。ソフトクリームを食べさせている間はおとなしかったが、それがなくなると、また騒ぎ出す。シュンを妻に任せ、僕はジュンを抱いて先に行く。歩こうとせず、抱っこされっぱなしのジュンを抱えて険しい遊歩道を行くのはけっこう大変だった。後から滝に着いた妻はさぞかし苦労しているだろうなと思ったら(シュンはジュンより1キロ以上重い)、シュンはゆっくりながら、自分でほとんど歩き通したとのこと。偉い。滝は思っていた以上の水量で、ここがこれだけ多くの人を呼ぶ観光地である理由もわかろうというもの。 滝の駐車場にある食堂で、流しそうめんをする。こんなものやったの自分が子供だった時以来か? でも、ここではこれが定番らしい。僕が雨樋みたいなのにそうめんを流すと、子供達も大喜びだ。 帰り、信濃町の野尻湖ナウマンゾウ博物館を見て行く。このあたりで発掘されたナウマンゾウの化石や石器など。野尻湖の周囲を一周して、家に帰る。三日間、遠出したわけではないが、良い休日だった。
■朝は近くの公園で子供達を遊ばせ、昼食は近くのトワサンクで。今日初めて気づいたが、この店は中野の同名店と同じ系列だわ。これまでメニューが全然違ったので、名前が同じだけだと思っていた。今日行ってみたら、中野店と同じメニューになっていたのである。つまらないことだが、生きていればいろいろ知るものだ。
食後、子供達が近くの蚊里田八幡宮の石段をどんどん上がっていく。神社の社を嬉しそうに走り回り、子供達の良い運動になった。本久D2で買い物をして、家に帰る。特筆すべきことはなくても、こんな一日もまた悪くないものだ。
■自分の痛風とシュンの風邪のために、病院へ行く。血液を採り、また薬をもらう。生活習慣病だから、すぐに治るというわけにはいかない。とりあえず毎日飲んでいたビールを週末だけに押さえたり。
飯山へドライヴ。街道沿いのレストラン「SURGE」で昼食。満席でけっこう待たされたが、その理由がわかる店だった。サラダビュッフェからして衝撃的な美味さ。プチトマトが甘い甘い。トマトソースのパスタもしっかりアルデンテで美味かったが、スモークサーモンのピッツァは香ばしさがたまらなく良い。子供達もチキンライスとハンバーグのキッズプレートをよく食べていた。長野県内のイタリアンでは、中野のトワサンクがかなりおいしいと思っていたけど、今日からここが一番になった。長野県内では、本格的なイタリアンには入ったことがないので、そういうところはちょっとわからない。 飯山では、ちょうど花祭りだかが開催されていて、寂れた商店街にところどころ花の飾り付けがされている。ここは寺の多い町で、いくつか寺を見て回る。光蓮寺では、受付のおじいさんが双子にたくさんお菓子をくれた。 塩崎農園でブドウを買って帰る。子供達にあまり運動させてあげられなかったけれど、良い一日だった。
■金曜日。今日も午前中は海とプールで遊ぶ。ホテルをチェックアウトした後も遊ぶ。三日間食べ続けたオムレツとも今日でお別れだ。
昼頃ホテルを離れ、今帰仁の方へ南下。子供達がチャイルドシートで寝ている間に古宇利島をドライヴする。青い海へ白い古宇利大橋が伸びている景色も名所のひとつである。 ![]() 夕方、今夜のホテルのオキナワ マリオット リゾート&スパにチェックイン。すごくゴージャスなホテルで、オクマとは客層が明らかに違う。ヤンキーがそのまま大人になったような客も多かったオクマに比べ、こっちの客はお金持ちの雰囲気を振りまいている。部屋も素晴らしいが、ここのプールは沖縄一番の大きさだそうで、入らないともったいないだろう。日はすでに落ちかけているが、双子を子供用プールで遊ばせる。プールの中へ落ちる滑り台では、少し怖がりながらも、受け止めようと水の中で待っている僕の腕に中へ飛び込んでくる。ここには屋外のジャグジーもあって、海に沈む夕日を見ながら、親子でジャグジーに浸かるのは、まったく最高だ。寒くなってきたので、屋内のプールに移動し、子供のためにアームヘルパーを借りる。支えてあげなくても、ぷかぷか浮いて勝手に泳いでいる。 夕食はホテルの施設内の屋外の居酒屋で摂ろうと思ったが、満席。車を出して、「コロンバン」というステーキ&沖縄料理のレストランへ行く。僕はステーキ、妻はミーバイの焼魚、子供達はお子様ランチ。明日はもう沖縄を去る。まったく名残惜しい。 ■土曜日。マリオットのビュッフェはオクマより品数が多い。オレンジの電動絞り器があって、大いに期待したが、ブリュッセルのシェラトンにあったような全自動ではなく、回転するドリルにオレンジを自分で押しつけていなければならない。うっかりすると、ドリルの回転でオレンジが吹っ飛ばされる。しかも、あまり甘くなくて、期待はずれだった。 空港近くまでドライヴ。OTSレンタカーに一週間乗り回したヒュンダイを返し、空港までバスで送ってもらう。さらば、沖縄。飛行機を二時間我慢すれば、もう東京だ。 駐車場でフィットを返してもらい、そのまま新松戸の母の家に行く。母の手料理を食べ、いろんな話をして、そのまま泊めてもらう。二ヶ月ぶりに孫に会えた母はとても嬉しそうだった。
■火曜日。ホテルのビュッフェで朝食を摂ってから、北の方角へ走る。北谷のアメリカンビレッジのイオンで買い物をし、名護では前にも見たことのある万座毛を見る。まだ台風の影響が残っていて、海は荒れているが、万座毛の岩場に叩きつけられる波の迫力はなかなか。
沖縄そばで昼食にしてから、今帰仁町の海洋博公園内の美ら海水族館へ行く。今や沖縄切っての観光地だが、自分が来るのは初めて。全体的にビジュアル志向の水族館という感じで、美しい熱帯魚が中心なのだが、場所柄当たり前か。しかし、ここの主役は言うまでもなく、ジンベエザメ。見た瞬間、思わずうぉ〜と叫んでしまった。で・か・い。大きいことはそれ自体で素晴らしいと思ってしまう迫力。うちの二歳児達はそもそも魚や動物を見るのが大好きだが、この巨大魚を前に退屈する様子はまったくない。ここには大水槽に面したカフェもあり、ジンベエザメを見ながらお茶が飲めるのだが、もちろん水槽に面した席はすでに満席だ。ジンベエザメの後は発光する深海魚なども楽しく見たが、デザートという感がなきにしもあらず。 ![]() 施設内にある和食ビュッフェで夕食。和食と言っても、もちろん沖縄料理が中心だ。地場産の魚を使った寿司やラフテーなと、腹いっぱい食べる。今は痛風の治療のために食事には気をつけているのだけど、旅行中は治療もお休みだな。仕方ない。 ■水曜日。ホテルの朝食ビュッフェは大混雑。料理からすごく遠い席になる。もっと後の時間では、順番待ちの客までいて、ホテルでこれは感心できないなあ。料理の品数はあまり多くないが、シェフがその場で焼いてくれるオムレツが人気で、ここでも行列ができる。 ここはのんびり過ごすためのリゾートホテル。僕らも午前中はどこにも出かけず、海とプールで過ごす。沖縄とは言え、今はもう9月下旬。風は涼しく、海の水は冷たい。嵐の後ということもあるのか海の透明度もいまひとつ。僕がジュンを、妻がシュンを連れて行ったのだか、ジュンは海を嫌がり、プールに行きたがる。プールに連れていくと、こっちでは夢中で遊ぶ。両腕にアームヘルパーを付けてやると、一人でぷかぷか浮かび、そのまま泳ぎそうだ。 しばらくすると、妻がシュンをプールに連れてきて、代わりにジュンを海に連れていった。妻と一緒なら、ジュンも海を嫌がらなかったよう。午前中はずっと水遊びで、車に乗せると、子供達は即眠りに落ちた。 今帰仁まで南下し、世界遺産の今帰仁城を見に行く。妻は疲れたと言って、ジュンと一緒に売店の前で待っている。僕は重いシュンを抱えて、城跡に入る。ここでとんでもないことに気づいた。カメラにバッテリーが入っていない。昨夜充電して、そのままだったのだ。iPhoneでもけっこう綺麗な写真が撮れるが、写真を趣味とする人間はそれでは納得しない。ショックで上の空のまま城跡を見て回り、垣が緩やかなカーヴを描く遺跡は思った以上に良いものだったが、それだけに自分の機材で撮れなかったことが残念だった。結局、翌日に同じ場所にまた来ることになった。 ここから数キロの距離にあるカフェでぜんざいを食べる。ぜんざいと言っても、沖縄では黒糖蜜をかけたカキ氷のことだ。妻は風通しの良い二階に行きたかったらしいが、上は混んでいて、僕は行きたくない。ただでさえじっとしていない双子が一緒だから。 ホテルに戻り、今日の夕食はホテルの敷地内のブラジル料理にする。海の見える席でシェラスコ。肉は子供達にはどうかなと思っていたが、二人とも実によく食べた。サービスで子供達の大好きなスパゲッティももらい、肉まで少しだけおまけしてもらう。良い夕食だった。 ■木曜日。今日も午前中は海とプールで遊ぶ。プールサイドのデッキチェアに寝転んで涼しい風に吹かれていると、とても気持ちいい。やはり夏休みというものは、こうでなくっちゃいけないよなと思う。 ![]() 双子も目を覚ましたので、食事を兼ねて、ナゴパイナップルパークに行く。ここは面白かった。植物園の中を自動カートで走るだけなのだが、レールもないのに、どんな原理でカートの動きをコントロールしているのか不思議。その後はひたすら、お菓子やワインの試食試飲と販売のコーナーが続く。商売っ気を全面に出しまくっているけど、片っ端から試食していると、なんだか幸せな気分。どれもなかなかおいしかったし。 ホテルに戻り、妻はアロマセラピー+マッサージへ。僕は双子を連れて、施設内のヤドカリパークに行く。屋外の囲いの中にたくさんのヤドカリが歩いている。ヤドカリパークの正面にあるアクマエコミュージアムには、スッポンや川エビもいて、スタッフのお姉さんが川エビが餌を食べる様子を見せてくれる。子供達は真剣に見入っている。 妻が戻ってきた。一時間で一万円近くかかるコースなのに、気持ちが良くて寝てしまったと、少し残念そう。施設内の居酒屋で夕食。小皿料理7品セットに、アロマセラピーでもらったサービス券でさらに2皿追加。ゴーヤチャンプルー、ドゥルワカシー、島らっきょう、ラフテー、テビチ、ジーマミー豆腐、海ぶどう、豆腐よう、ヒラヤーチーと、沖縄料理をひととおり網羅して、とても満足だった。このホテルのレストランで食べた夕食の中で一番リーズナブルだったし。 夜、車でコンビニまでビールを買いに行き、戻ってきたら、停める場所がない。駐車場は完全な満車。警備員の誘導で、イレギュラーな場所に停めさせてもらったが、朝食のことと言い、このホテルは部屋数と施設のキャパが釣り合っていないような気もする。まあ三日間楽しかったし、そんなことを言うのもヤボか。明日はここを離れて、名護のホテルへ行く。
■日曜日。東京プリンスホテルのビュッフェで朝食を摂り、ホテルをチェックアウトすると、車で後楽園へ向かう。東京ドームシティで、観覧車やメリーゴーランドに乗る。観覧車では、ジュンは外を眺めて楽しそうにしているが、シュンは早く外に出たいと愚図る。景色に興味がなければ、観覧車は単に狭く退屈な空間だものね。ここの観覧車は乗る前に写真を撮ってくれるのだけど、子供ができる前の僕はこんなものを買う人の気が知れなかった。今では、僕も一枚千円の写真をついつい買ってしまう。写真に切り取られた人生の幸福の瞬間を目にして、所有せずに耐えられるほど意思が強くない。
11時を過ぎたので、東京ドームホテルのレストランへ。ここのランチビュッフェのチケットを持っているのだ。ところが満席でしばらく入れないとのこと。飛行機に遅れてしまうので、そのまま羽田空港へ向かう。東京ドームホテルの駐車料金が勿体ないが、これは仕方ない。 羽田空港近くの民間駐車場に車を入れ、空港へ送ってもらう。窓の外に飛行機が見えるロイヤルホスト系のレストランで夕食。ジュンは飛行機の離陸に大興奮。しばらくの間、食事どころではなかった。 双子にとっては生まれて初めての飛行機。沖縄までの二時間を僕と妻の膝の上で過ごす。少しでも楽に行きたいと思い、座席の広いクラスJを使ったが、じっとしていない二歳児を膝の上に乗せているのは、あまり快適じゃない。妻が機転を効かせ、飛ぶ前に100円ショップで「カーズ」のシールを買っておいたので、細かい作業が大好きなシュンは、夢中でシールを紙に貼っている。シュンほど長持ちはしないが、ジュンもシールで遊び、沖縄に着くまで、わりとおとなしくしていた。 沖縄到着。台風が来ているから心配していたが、晴れてるじゃないか。OTSレンタカーで車を借りる。銀色のヒュンダイ。もちろんチャイルドシートも二つ付けてもらう。このレンタカーは9年前にも利用しようとしたが、手際が悪く、かなり待たれ、ついに切れてキャンセルしたことがある。今回は予約していたこともあって、実にスムーズだった。 我が家では二つのチャイルドシートの間にしばしば妻が座る。狭くて疲れるが、子供達の相手をすることができる。今日もジュンは妻が後部座席に来いと泣きわめく。妻も疲れているので拒否していたら、ジュンは半狂乱になった。今夜泊まる沖縄都ホテルでは、昨夜のホテルに引き続き部屋がアップグレード! 昨夜のスイートルームに比べれば、たいした部屋でもないが、僕がホテルや飛行機でアップグレードを受ける確率はちょっと異常だろう。しかし、ジュンは部屋に入った後も暴れ続けている。気が狂ったように身を捩らせて叫ぶ。 「らめ(駄目)! おうち、帰る!」 自分の要求が通るまで暴れるつもりらしい。僕は折れたくないのだが、妻は子供に甘い。夕食を食べに行く時、妻がチャイルドシートの間に座ったら、泣き騒いでいたジュンもすぐに会心の笑顔。ファミレスのジョイフルで沖縄そばを食べた。昔、たまに吉祥寺で入ったジョイフルがまだ日本に存在していたことに少し驚いた。 ■月曜日。今日も曇ってはいるが、雨は降ってない。台風15号の影響で沖縄は暴風雨という天気予報はいったいなんだったんだ。 昨夜宿泊した沖縄都ホテルから近い距離にある首里城公園へ行く。ここは9年前にも来ているが、もちろんその時は僕と妻の二人きりだった。首里城公園は高台にあるので、日々重くなるにもかかわらず、すぐに「抱っこ」を求める双子を連れていく自信がなかったが、今日は二人ともよく歩いてくれる。首里城へ向かう坂道や階段をどんどん登り、赤い首里城の中も元気に走り回る。首里城は戦略的な城というより宮殿に近いもので、この原色の鮮やかさは本土の建築には見られないものだ。中国の強い影響を感じる。正面中央には龍の頭の大きな装飾があり、子供には印象深い建築だったようで、その後、双子はテレビや写真で首里城を見るたび「見た!」と騒いでいる。史跡は子供向けの場所ではないかなと思っていたが、来てよかったと思う。 これも世界遺産に登録された庭園の識名園を見て歩き、テーマパークのおきなわワールドでは、鍾乳洞の玉泉洞を見た。どちらもなかなか良いものだったが、玉泉洞は鍾乳石が通路の上だけすっぱり切り落とされていたり、少し手を加えすぎじゃないか。「青の泉」って、人工的に青くライトアップされているだけだし。昼食は、おきなわワールドのランチビュッフェで。大人一人1200円で、いろいろな沖縄料理を食べることができる。なかなか良い内容だったんじゃないかと。 ![]() デジカメのフラッシュメモリを小さいものしか持ってこなかったことに気づき、ヤマダ電機で4Gのコンパクトフラッシュを買う。ポイントを使って買ったので、金は使ってない。今夜の宿は那覇の国際通りにあるホテル・ロコアナハ。真新しいホテルだが、ビジネスホテルっぽくて、ダブルベッドが狭い。四人並ぶとさすがに辛くて、妻が床に毛布を敷いて寝ることになった。ここは失敗だな。夕食はホテル内の個室のある居酒屋で。海鮮炒飯やジーマミー豆腐など。 食後、子供達を連れて国際通りを散歩。妻は部屋で休憩していてもらう。双子は土産物屋のおばさん達から、味見用のちんすこうをもらったり、ちやほやしてもらった。
■年に一度の内視鏡検査。今年は胃だけではなく、職場の定期健診で便に潜血が見られたため、大腸も診てもらう、ビビっていたので、長野の田舎医者を避けて、無痛検査を売り物にしたららぽーと横浜クリニックまで行く。
朝8時。家族4人で長野を車で発つ。昨夜からポカリスエット味の下剤を大量に飲んでいるので、頻繁にパーキングエリアに止まり、水のような便をする。自分だけ新橋駅前で車を降り、妻と双子は義実家へ。電車で鴨居駅まで行き、駅前から無料のシャトルに乗ったが、歩いた方が全然早かった。駅からららぽーと横浜まで歩いて7分、バスだと発車するまでの待ち時間+15分。なんだそりゃ。 クリニックではトイレにうんこをして、その出来栄えを看護婦さんに見てもらう。まだカスが少しだけ出ているが、そのまま検査となった。お尻に穴の空いたズボンに履き替え、鼻の穴に麻酔を流し込まれ、胃の中の泡を取り除く薬を飲む。さらにベッドの上で点滴を打たれる。今回の検査&手術の過程の中で、この点滴の注射だけが唯一痛かった。看護婦が下手なんだろうと思うが、数日経つと、注射跡の周囲がひどいアザになった。薬が効いてきたのだろうか、頭がぼんやりとしてくる。鼻の穴にカメラが入ってきた瞬間までは、かろうじて覚えている。いつのまにか意識を失ってしまい、看護婦に起こされた時には、胃も大腸も両方終わっていた。無痛どころか記憶が何もない。 大腸にポリープが二つ見つかり、その場で切除されたとのこと。おそらく良性のもので、先生曰く「晴れ晴れとした気持で帰っていいです」とのこと。支払いの時、4万円近く請求されて、驚いたが、考えてみれば、内視鏡手術とは言え手術を受けたわけだから、このくらいかかるのは仕方ないんだろうな。帰りに、ここの院長が執筆した本も渡される。胡散臭い……。 一週間くらいは旅行などを避けてくださいと言われたが、明日から沖縄だ。食事も明日昼までは病院でもらった特別食だけ食べてくださいと言われていたのに、ホテルで家族と合流し、そのままホテルの中華レストランへ。これで合併症など起こしても、もちろん僕のせいだ。 今夜の宿泊は東京プリンスホテル。スイートルームにアップグレードされた! すごく広い。居間と寝室が別にある。双子も大喜びで、部屋の中を走り回っている。疲れたようで、ベッドに寝かせると、二人とも即落ち。
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